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  • 平成22年7月30日(金)第1回長崎サミットを開催
    長崎都市経営戦略推進プロジェクトの『みんなでつくろう元気な長崎』をスローガンとした『第1回長崎サミット』がホテルニュー長崎(長崎市大黒町)で開催された。このサミットは、平成22年5月31日(月)の都市経営戦略策定検討会政策提言により発足したもので、長崎都市経営戦略推進会議における重点推進施策について共通認識として確認し、産・学・官のより強い連携を図ることを目的としている。こうした官民連携で地域経済を活性化しようとする取組みは、全国でも先駆的な事例。サミットの参加者は次の通り。
    ・中村法道 長崎県知事 ・田上富久 長崎市長
    ・片峰 茂 長崎大学 学長 ・松藤 悟 長崎商工会議所 会頭
    ・宮脇 雅俊 長崎経済同友会 代表幹事 ・相馬 和夫 長崎県経営者協会 会長
    ・山下 憲一 長崎青年会議所 理事長  
    松藤会頭が進行役を務め、長崎都市経営戦略推進会議からの報告事項として、1.長崎都市経営戦略推進プロジェクトの基本認識、2.年内に着手する重点推進項目、3.重点推進項目を推進するワーキンググループの設置、4.地域の現状や活性化に向けた意識を、幅広く住民と共有するためのきめ細かい広報体制の構築などが共通の認識として確認された。 宮脇代表幹事に始まり、山下理事長、相馬会長、片峰学長、田上市長、中村知事、松藤会頭がそれぞれ意見発表後、長崎経済の活性化について忌憚のない活発な意見交換が行われた。 また席上、本プロジェクトのより効果的な推進のため、次回長崎サミットは6カ月後を目処に開催することが了承された。
    この会議の模様については、記者会見で発表された。この中で宮脇代表幹事は、提言から更に一歩踏み出し、官民バラバラではなく、同じ目線で実現に取り組むことの重要性を強調した。また相馬会長(三菱重工業長崎造船所 所長)は、豪華客船の建造風景の見学を観光に活用する構想を発表し、アジア唯一の産業観光になるものとして注目された。