長崎

2026年4月例会

2026.04.07

会 場:
ヒルトン長崎3階 キャプタインスカマー
学 校:
長崎大学
役 職:
学長
講演者:
永安 武 氏
テーマ:
長崎という”縮図”から考えるプラネタリーヘルス
-地域から世界へ、大学が果たす役割-

 講演では、長崎港が西洋の知と近代産業を結ぶ「光と影のゲートウェイ」として果たしてきた歴史的役割を踏まえ、長崎大学の取り組みと今後の課題が示された。長崎大学は1942年設立の東亜風土病研究所を前身とし、2022年には高度感染症研究センター(BSL4)を設置するなど、熱帯医学・国際保健分野で世界をリードしてきた。「地球の平和を支える科学の創造」を理念に、地域と国際社会の双方に貢献する研究と人材育成を推進している。

 一方、日本における気候変動への関心や行動意欲の低さが課題として指摘され、将来世代への影響が懸念された。これに対し、「人類の健康と地球環境の健全性の相互関係」を重視するプラネタリーヘルスの視点の重要性が強調された。

 さらに、「ながさきBLUEエコノミー」の推進や、2026年開講予定のプラネタリーヘルス学環の設置など、新たな教育・研究拠点の整備も紹介された。これらは地球規模課題に対応できる実務家リーダーの育成を目指すものである。また、第7期基本計画では「科学の再興」「技術の重点化」「安全保障との連携」が掲げられ、科学技術を戦略的に推進する必要性が示された。

 

【委員会活動報告】

 ■ 提言書報告会

     新産業創造委員会 委員長 平家達史

   【提言書】長崎県における新産業の創造 ~「長崎でしかできない産業」、「長崎でやるべき産業」とは何か~

 

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